第八回中部学生ジャグリング大会
【ジュニア,各個人,チーム部門共通ルール】
1.基本ルール
道具の動作・回転は停止した状態から始めなければならない。
使用する道具の種類、準備する予備道具の数は問わない。
2. 採点規則
採点は下記の4項目にて構成される。()内は最大点数。
審査員によって0.5点刻みで採点される。
・難易度点(35点)
・完成度点(30点)
・新奇性度点(10点)
・演技構成点(25点)
・難易度点(35点)
そのルーティーンがどれほど難しいかを評価する。
ジャグリングする物体、ジャグリングする物体の数、ジャグリングのスピード、
投げ方、キャッチの仕方、バランスの仕方、技、技のコンビネーション、技のバリエーションの多さ、
失敗からのスムースなリカバリーなどが評価の対象となる。完成度との重複を避けるため、
ドロップは難易度に影響しないこととする。もちろん、ある技が成功しなければその技に対する評価は
乏しいものとなる。また、ジャグリング以外の技術、例えば楽器の演奏やアクロバティックスなどの
テクニックはそれ単独では技術点の評価の対象にはならない。ただしそれがジャグリングと組み合わされ、
それによってジャグリングの難易度が上がるときは評価の対象となる。
・完成度点(30点)
演技者がどれほど上手にそのルーティーンを行うことができたかを評価する。
ドロップ・ミスが多ければ減点の対象となる。ジャグリングのフォーム、安定感なども評価の対象となる。
・新奇性度点(10点)
そのルーティーンで将来における発展を伴うと思われる新しい技やコンビネーション、
また近年のジャグリングにおいて稀少性のある技やコンビネーションを利用しているかを評価する
・演技構成点(25点)
ルーティーンの流れ、ステージの演出、音楽との調和、衣装やキャラクター、使う道具やセット、
全体的な芸術性などにより総合的に評価される。ジャグリングに関係のない技術もそれが
全体的な演出をひきたてるものであれば、評価の対象となる。
審査員1人当たり100点満点とし、各審査員の点数を平均化し、
その点数を元に順位を決定していく。
3. 演技時間
高校生以下部門の最短演技時間は2分、最長演技時間は5分とし、大学生ジュニア部門の最短演技時間は2分、
最長演技時間は4分、各個人部門、チーム部門の最短演技時間は2分半、最長演技時間は5分とする。
演技が各部門の規定演技時間の上限を超過した場合、もしくは規定演技時間の下限に不足していた場合は合計得点から-5.0点の特別減点が適用される。
選手と道具の動作・回転は静止した状態から演技をはじめなければならない。選手の静止を確認次第、演技開始のコールによって楽曲が再生する。
楽曲が再生されてから演者が動き出すと同時に採点対象となり、時間計測が始まる。ただし楽曲再生から20秒経過しても演者が静止し続けていた場合、その時点から時間の計測を開始する。
演技終了の合図は、選手が礼をした時点、もしくは退場を行った時点で演技終了とし時間計測を停止する。
音源が停止するよりも先に選手が礼をして演技終了した場合は、曲を停止する。
音源停止後の演技は各部門の規定演技時間内であれば続行可能とし、加点対象とする。
しかしその規定演技時間を超過した場合、上記の特別減点を課し、それ以降の演技は加点対象とはならず、ドロップ等によるミスは減点対象となる。
規定の演技時間上限を超過後1分経過した時点で、強制退場のアナウンスを流すので選手はすみやかに退場しなければならない。それ以降演技を続ける場合は失格とする場合がある。
不慮の事態により、音楽が停止してしまった場合、選手が演技を続行すれば、採点を継続する。
選手が演技を停止した場合はその部門の最後に最初から再演技をすることができる。
4. 楽曲について
使用する音源は1トラックにまとめなければならない。
楽曲提出方法は参加申込の項目を参照。
5. 照明について
照明は明るめと暗めの2種類。当日、既定の時間内において確認でき、スタッフが確認をとる。
相談によって細かい設定も可能。
【表彰について】
各部門の上位3組を表彰する予定。
表彰対象の選手について同点の場合は難易度点の高い選手を上位とする。
合計点、難易度点共に同点の際は審査員の話し合いによって決定する。
各部門について出場者が3組未満の場合は下位の選手について表彰に適切であるか審査を行うものとする。
出場組数が3組の場合、3位の組について審査し、表彰に値すると判断された場合に表彰を行う。
同様の措置を出場組数が2組の場合は2位の組に、出場組数が1組の場合は1位の組に行うものとする。
※社会人部門は表彰を行いません。